大船渡!

2012/12/18 10:08

初の大船渡ライブ。


きっかけは、夏に行われた大船渡のお祭り。


JIROは、友達の関係で、そのお祭りのボランティアへ。


そこで出会った一人の青年が「大船渡にライブしにきて下さい!」とJIROに伝えた事から始まった。


僕らは、「約束を守る集団」ではなく、「守りたいと心に強い意志を持ち行動する集団」なのだと思う。


長年かけて、その約束を果たす場合もあるし、今回のように4ヶ月で果たしにくる事もある。


そして、僕的にも、震災直後に陸前高田や大船渡に来て物資運搬のお手伝いをさせてもらった事もあり、次ぎにくる時は、歌を歌いにきます!と強く心に誓った場所でもあるので、今回の大船渡のライブは、色々な想いを抱いてのライブになりました。


僕らが行きたいと強く願い、その願いを叶える為に、スタッフが動いてくれる。


未だ、油断できない場所で、1400人もの方々を集めてのライブだった為、大船渡の、戸田市長さんにも協力を仰ぎ実現したライブでもありました。


チケットの受け渡しは、手渡し。


現地の方々により多く来て欲しいと言う願いをスタッフが快く受け入れて、受け渡しをしに大船渡まで出向いての発券。


当時、チケットの手渡しを行っていた岩手で震度5弱の地震・・・・。


僕達がリハーサルスタジオで打ち合わせをしている時の事でした。


東京も震度3?4・・・・。


揺れたよ。


緊張が走り、即座に現地のスタッフに連絡を取り、無事を確認し、地震が起きた場合の避難のし方や、津波警報が出た時の対応など、入念に確認。


そんな緊張の走る東北でのライブ。


不安は募るばかり。


でも、そんな不安を抱えてる方達に少しでも笑顔になれる時間を過ごして欲しい!そんな想いを抱えてのライブ。


オープニングで鳴り響いた歓声。


手拍子。


スタッフからは、今回初めてライブを体験される方も多いと聞いていたので、少しだけシングル曲を多くしたセットリスト。


でも、ロックバンドとしての突き刺さるようなソリッド感は残すために、1曲目からロックチューンで攻めの姿勢は崩さない。


が、やはり、初めての方が多い。


会場は、いつもの一体感などまるでなく、バラバラ・・・。


でも、表情を見ると、みんなにこやか。


ひょっとしたら、その表情を見落としてしまっていたら、とてつもなくやりづらい環境だったのかもしれない。


1回目のMCで初めてライブを体験する人に手を挙げてもらったところ、なんと、6割以上の方々が挙手!!!


びっくりした。


でも、その環境を望んでのチケット手渡し。


いや?、冷静に皆の心にゆっくりとGLAY愛を注ぎ込み、中盤では、いつもと変わらない大盛り上がり!


グイグイ引っ張っていった感じです!


さすがですww


メンバー全員のパフォーマンスも、キレッキレだったし、いつもより、温かい表情が多かったな?ww


MCも、メンバー全員、一人一人の想いが凄く伝わる、良い言葉が、みんなの心にす?っと溶け込んで行くのが分かった。


GLAYにしかできない事を、僕らはやる事が出来た気がした。


GLAYのスタッフの皆の力も、凄いと思った。


感謝です!


何よりも、僕たちに会いにきてくれた1400人&今回は会えなかったけど、会う為にチケットを頑張ってとろうとしてくれた残りの6600人以上の方々に大感謝です!!!


次ぎにくる時は、大船渡以外の近隣の街にも足を運べるよう、地域の方々との連携もしっかり取り、安全にライブが出来る環境を整えて遊びにきますね!!!


みなさん、本当にありがとうございました!


明日は、福島県いわき市です!!!


待っててね!!!


そして、岩手の皆さん、本当にありがとうございました!!!


by TERU