8曲目mix完了!!

2010/6/4 23:10

本日のmix確認でオリジナルアルバム用の曲の
mixがついに完了となりました!

作業スタートは14:00からでした。いつものように
メンバーがまずブース内で競氏のmix音源を確認する所から
始まったのですが、音源を聞いたが
「牙を抜かれたオオカミのようなサウンド」、
「全体的にクシャッとしてる」
という少し辛口なコメントが入りました。
競氏はこの曲をmix確認の時期の序盤に
「どんな曲に仕上げるかイメージがまだつかめない」
といってましたのでmixを最後の日の本日にしました。

15分程して競氏から仕上がりましたとの声があり再び
ブースに戻って確認作業開始しました。曲全体の雰囲気は
修正され、そこからは個々のメンバーの意見をもとに手直しを
施していきました。TERUの意見からスネアの音にエフェクトを
かけて80年代のサウンドっぽくしたり、JIROからは有る箇所の
ドラムをもっとパキッとしたものにという意見がでたり、
そしてイントロ、アウトロのシンセの音を調整したりと色々
手直しを施していったのですが、最初のmixの直しから個々の
手直しまで競氏は即座に行います。何百と有る器材のツマミ、
ボタンを扱い、なおかつメンバーの微妙なニュアンスを把握し
実行に移す所が絶大な信頼をメンバーが置いてる所以なのだと
改めて感じさせられました。

無事mix作業が終了してオリジナルアルバムに入る曲の,mix作業は全て
終了となりました。

みんなの「おつかれ!!」の声と拍手でmix作業が締めくくられました。

月の夜に

2010/6/4 5:48

無事MIX終了しました。

納得の1曲に仕上がって、大満足。

GLAYって、なんか凄いな~・・・なんて、ちょっとだけ恥ずかしい話をします。

苦楽を共に歩んできたG4。

デビューして16年が経ち、今もくだらない事で笑い合える仲間でいられる事が、自分にとってどんなに幸せな事かってことを39歳目前にし、強く感じてます。

5日前&4日前はTAKUROと、2夜連ちゃんで一緒に飲み、3日前はJIROと朝から一緒で、バカな話をしながらスポーツを楽しみ、昨日はG4が集まり、新たな出発を祝う飲み会、その後はHISASHIと朝までグイ飲み。

ここ1週間、メンバーと遊びまくってますが、全く飽きる事はなく、なんか不思議な1週間だった。

ちなみに、音楽の話は、殆どしてません(笑)。

普通に、友達の感覚で遊んでるのが凄いな~って思う時が多々ある。

多分、その友達という繋がりで生まれる絆が、音楽に向き合った時、凄いパワーになってるんだと思う。

いつからか、NO1を目指すんじゃなく、ONLY1を目指し始めた事で、より、音楽と真摯に向き合う様になった。

そんなONLY1を目指し始めたGLAYが1つになって作り上げる音楽は、やっぱりONLY1なわけです。

結成して22年経つのかな?

で、このメンバーになって18年になるんだけど、このメンバー達と出会えて本当に幸せだな?と思う。

そして、GLAYの音楽を支えてくれるみんなに出会えた事で、僕の人生は、とても豊かになりました。

あと5日もすると、僕は30代最後の1年突入します。

今回、アルバム制作にとりかかる際、僕の心の片隅には、30代最後のアルバムになるのかな?なんて思いがあったので、「自分」ってものを、客観的にみながら制作にとりかかりました。

「月の夜に」にしてもそうなんですが、今、自分が社会と向き合った時に1番伝えたい事、そう、月と太陽の様な親と子をテーマに書き上げました。

子が親を、親が子を、殺めてしまう殺伐とした時代に、優しい風を吹かせたい!って思いをぶつけました。

そして、ボーカリストとしてのテーマは、「声」。

毎回、そのテーマを掲げてやってはいましたが、今までは「その時代時代に合った自分の声」がテーマだった様な気がします。

でも、今回はバンドのバランスと言うよりは、自分の声に1番合ったセッティング。

声&マイク&コンプの相性の究極を突き止め、そのセッティングを曲調ごとに変えず、一貫してレコーディングしてきました。

その結果、自分で言うのもなんですが、「GLAYのボーカル」をしっかり作り上げる事ができたと思います。

本日のMIXでGLAYの10枚目のアルバムは完成です。

マイケルジャクソンがTHIS IS ITなら、俺達はTHIS IS GLAY!(コレ、アルバムタイトルじゃないです笑)

そんなアルバムになったと思います。

さて、最後の1曲が完成したら、完成記念飲みでもするかな!

また飲み?

あはは。

by TERU